落ち込んだり悩んだりしている時、ふと耳にした
誰かの言葉に勇気づけられたことはありませんか?
言葉には人の心を動かす不思議な力が備わっています。
ここではさまざまな分野で活躍した偉人たちが残した言葉を9つご紹介します。
どの言葉も心に響く素敵なものばかり。
心の栄養となってあなたの胸にも届くことでしょう。

 

「大丈夫、大丈夫、いつかは  ここを抜ける日がやってくる」

吉本ばなな著『ムーンライト・シャドウ』より

『ムーンライト・シャドウ』は日本を代表する女流作家・吉本ばななの初期の名作です。恋人を亡くし、心に深い傷を負った主人公のさつきが少しずつ日常を取り戻していくストーリー。その中で出てくるフレーズがこの言葉です。恋人の死という深い悲しみを乗り越えようと前向きに生きるさつきの思いに、共感できる人も多いのではないでしょうか。

「この先にはきっと  いいことがある。  そう思って進む人に  運は味方する」

ゲッターズ飯田(占い師)

芸能界で一番有名な占い師として知られるゲッターズ飯田が説く運を味方につける方法。何よりも大切なのは「この先にきっといいことがある」とポジティブに物事を捉えることだと言います。キリストの教えの通り、信じる者は救われるのです。

小池一夫著『ふりまわされない。』より

時代劇漫画『子連れ狼』の原作者として知られる小池一夫。彼が80歳の時に記した著書に出て来るフレーズがこの言葉です。人の評価を気にするあまり自分に自信が持てないという人は、まずは自分を好きになってみることが大切。心が少し楽になる、人生のアドバイスです。

「何より大事なのは、  人生を楽しむこと。  幸せを感じること、  それだけです。」

オードリー・ヘプバーン(女優)

不朽の名作『ローマの休日』の主演を務め、没後30年近くが経つ今もその名を知られる大女優は、未来のことを心配するより、今をとことん楽しむことが大切だと説いています。

「下を向いていたら、  虹を見つけることは  できないよ。」You’ll never find a rainbow if you’re looking down.

チャールズ・チャップリン(俳優・映画監督)

黎明期の映画界で数々の傑作を残し「喜劇王」として活躍。今に続く映画界に多大な功績を残したチャップリンですが、少年時代は貧困にあえぎ、貧民の収容施設に何度も世話になりました。そんな中でも、常に前向きに努力を続けたからこそ、チャンスを掴むことができたのです。希望を捨てなければ、きっと虹は見つかります。

「心配事の  9割は起こらない」

枡野俊明(僧侶)

曹洞宗徳雄山建功寺の住職のほか、庭園デザイナー、多摩美術大学の教授などマルチな活躍を見せる枡野俊明さんの名言。新型コロナウイルスの感染が拡大した頃、「会社が倒産してしまうかも」「このまま誰にも会えなかったらどうしよう」などと心配した人は多いのでは。枡野さんは「心配事はほぼ起こらないから、今を丁寧に生きることが大切」とやさしく語りかけています。著書のタイトルにもなっているこの言葉は、「減らす」「手放す」「忘れる」という禅の教えに基づいたものだそうです。

L・M・モンゴメリ著『赤毛のアン』より

モンゴメリは、カナダ出身の女流作家。その代表作が児童文学の名作と言われる『赤毛のアン』です。孤児院で育ったおしゃべり好きでロマンチストのアンが成長していくストーリー。みなさんも一度は読んだことがあるのではないでしょうか。その名作の中に出て来るこのフレーズは、生きていること自体が素晴らしいことだと読者を前向きな気持ちにさせてくれる素敵なメッセージです。

「孤独とは物事を  深く考えるチャンス。  友達が多い事は  必ずしも  幸せではない」

美輪明宏(歌手・俳優)

スピリチュアルな世界観や歯に衣着せぬ発言でも知られるマルチな才能の持ち主が説く人生訓。コロナ禍で孤独感に悩まされる人が多い中、それを否定せず「物事を深く考えるチャンス」と発想の転換を促してくれています。

「一日一日を大切に過ごしてください。そして、   “今日はいい事がある。いい事がやってくる”   “今日はやりたい事が最後までできるんだ”   この事を思って生活してみてください。」

瀬戸内寂聴(僧侶・小説家)

昨年11月に99歳で亡くなるまで講話や執筆など精力的に活動を続けてきた瀬戸内寂聴。これまでに数々の名言を残してきました。この言葉もその一つ。苦しいことや辛いことがあっても、前向きに楽しく生きることが大切だと説いています。どんな時でも笑顔を絶やさず、常に前向きに生きてきた瀬戸内さんならではの名言です。